シーリング工事です。

先ほども書きましたが、パワーボードの塗装工事で最も大事な工程です。

シーリング工事を進めない塗装店も多いと聞きますが、美観目的だけの塗装であれば問題がありませんが、防水性の向上を目的するのであればシーリングは必須になります。

特に窓周りのシーリングは厚みを確保できない為、古いシーリングを撤去して施工する打ち替え工法をお勧めいたします。

パワーボードの下塗り塗装です。

下塗り塗料にはアステックペイントのエピテックフィラーAEⅡを下地が真っ白になる位ガッツリと塗装しました。

エピテックフィラーAEはエポキシ樹脂製の微弾性フィラーで、下地の凹凸や微細なクラックはならしてくれます。エピテックフィラーAEは強靱な塗膜を形成し、耐久性・防水性に優れています。

パワーボード外壁の中塗り・上塗り塗装です。

中塗り・上塗りにはアステックペイントの遮熱フッ素REVO1000‐IRを塗装しました。

フッ素REVO1000‐IRは劣化に強いフッ素樹脂により高耐候性を実現しました。

建物を長期間にわたって保護し促進耐候試験（キセノンランプ式）において約16～20年（期待耐用年数）経過後も光沢保持率80％以上を保持。

従来の一液水性フッ素塗料を凌ぐ高耐候性を発揮し、建物を長期間保護します。

続いて付帯部の塗装になります。

雨樋やシャッターボックス、破風板、軒先鼻隠し、水切り板金などは日本ペイントのファインパーフェクトトップで仕上げています。

ベランダFRP防水のトップコートです。

高圧洗浄後・研磨・アセトン清掃・プライマー塗布・トップコートの手順で仕上げています。