シーリング工事です。

サイディングの目地や開口部の窓などの隙間を埋める柔軟性のあるパテの事をシーリングといいます。

サイディング外壁の場合、このシーリング部の経年劣化から剥離や破断が原因で雨漏りなどのトラブルに繋がる場合がある為、重要な施工工程になります。

特にボード間の目地はワーキングジョイントといわれる位動きの激しい箇所になる為、必ず2面接着で仕上げる事が重要です。

今回耐候性に優れたオートンサイディングシーラントで仕上げています。

詳しくは下のリンク先や動画を是非ご参考にしてください。

宇宙航空研究開発機構（JAXA）は、H-Ⅱロケットの開発に際して、打ち上げ時の熱から機体及び人工衛星を守る為に、ロケットの先端部（フェアリング）に塗布する断熱技術を開発し民間転用したのがガイナ（GAINA）です。ガイナは、宇宙技術を応用し、株式会社日進産業が開発・製造している民生用商品です。

ガイナは塗膜乾燥後中空の特殊セラミックが約80％になり、このセラミックが遮熱性や断熱性を高める為、より多くのセラックを塗布する為、今回ガイナを３回塗りで仕上げています。

下塗りに日本ペイントのパーフェクトサーフ塗装後に、1回目のガイナを塗装しています。

ガイナ1回目塗装後の写真です。

1回目の塗装は指定色と違う、少し色を変えたガイナを塗装しています。

2回目のガイナ塗装です。

夏場、手で触れると火傷するようなカラーベスト屋根でも、ガイナを塗装すると手で触り続ける事が出来ます。さらにガイナには高い断熱性能や防音性能など15にも及ぶ効果を発揮してくれます。

2回目のガイナ塗装です。

夏場、手で触れると火傷するようなカラーベスト屋根でも、ガイナを塗装すると手で触り続ける事が出来ます。さらにガイナには高い断熱性能や防音性能など15にも及ぶ効果を発揮してくれます。

これで仕上がりと言ってもいいくらい綺麗に塗装されていますが、もう1回ガイナを塗装します。

3回目のガイナ塗装です。

ガイナの塗布量は遮熱仕様で1缶当たり35㎡で、断熱仕様で1缶当たり30㎡の塗布量が必要です。

今回3回塗装する事で、断熱仕様で仕上げています。

ピュアライドUVプロテクト4Fクリヤーは、弱溶剤の２液フッ素樹脂塗料で超耐候性を実現します。緻密で強力に結合した分子構造と紫外線吸収剤の働きで、外壁の劣化を長期間押さえます。UVプロテクトクリヤーシリーズは、サイディングボードを新築時に近い風合いのまま、長期に維持します。

建物正面のブリック調サイディングには、デザインの風合いを残す為に、3分艶のクリヤー塗装を3度塗りで仕上げています。

続いて付帯部の塗装になります。

雨樋やシャッターボックス、破風板、軒先鼻隠し、ベランダ笠木、水切り板金などは、日本ペイントのファインパーフェクトトップで仕上げています。

ベランダFRP防水のトップコートです。

研磨・アセトン清掃・プライマー塗布・トップコートの手順で仕上げています。

新築時のように綺麗に仕上がっています。