屋根の高圧洗浄です。

屋根塗装工事で重要な一つ目の工程になります。

脆弱になった旧塗膜やコケ、カビ、埃などを出来るだけ綺麗に洗い流します。

洗い残しがあった場合、塗膜剥離などのトラブルに繋がる場合があります。

棟、ケラバ板金などに錆止め塗料を塗装します。

板金部分の赤さび色の箇所を塗装しています。金属部分と上塗り塗料との密着性を高める為の工程です。

錆止め塗料には日本ペイントのファインパーフェクトプライマーを塗装しています。

続いて屋根のシーラー塗装です。

カラーベストは吸水性が高くシーラーが素地に吸い込まれるため、色あせや塗膜剥離などのトラブルに繋がらないように2回塗りで吸い込みを止めてから上塗り塗装に移っています。

下の写真は屋根のシーラー塗装後の写真です。

素地への吸い込みも止まりこれで次の中塗り・上塗りの工程に進めます。

今回使用したシーラーは、アステックペイントの遮熱性能を有した、2液エポキシ樹脂「サーモテックシーラー」を塗装しています。

続いての工程は屋根の縁切りです。

カラーベストは塗装が原因んで雨漏りに繋がる場合があります。

屋根全体が塗膜で覆われる事で、瓦の下に廻った雨水の排出先が無くなる事が原因です。

この雨漏りを起こさないようにする工程が縁切りです。

詳しくは下の動画をご参考にしてください。

続いて屋根の中塗り・上塗りの工程です。

中塗り・上塗りにはアステックペイントの2液遮熱フッ素樹脂の「スーパーシャネツサーモF」を塗装しています。

スーパーシャネツサーモFは促進耐候性試験で5000時間経過後（16～20年相当）も光沢保持率80％以上を保持。紫外線などの劣化因子に強い耐候性を発揮する「4Fフッ素樹脂」を使用。これにより従来のフッ素樹脂塗料を凌ぐ耐候性を実現。