ALC・パワーボードの雨漏りについて

ALC・とパワーボードのシーリングの違いについて

ALC・パワーボード外壁の経年劣化したシーリング部からの雨漏りについて、詳しく解説しています。

ALCとパワーボードは、軽量気泡コンクリートと言われるほぼ同じ材質の外壁材で、パネル1枚の大きさの違いです。

ALCパネル1枚の大きさは幅600mm、高さが1800mm~3000mm、厚みが37mm~50mmになります。

パワーボードのパネル1枚の大きさは幅1820mm、高さが606mm、厚みが37mm~50mmになります。

通常ALC外壁の場合鉄骨造りで2次防水(透湿性防水シート)がありません。

逆にパワーボードは木造造りで2次防水(透湿性防水シート)は施工されています。

パワーボードのシーリング改修動画

ALC目地からの雨漏り

雨漏りしているALC外壁の散水調査です。

当初ベランダを疑っていましたが、全く水が出てくる気配が無かったので、外壁目地に直接水を当てた所、5分もしない内に水が流れ出てきました。

ALC外壁の為、透湿性防水シートが無いので点検口を除くと、目地に沿って水が建物内部に流れ出ているのがよく分かると思います。

パワーボード外壁の場合、点検口があったとしても透湿性防水シートがある為、雨水が流れ出ていてもほとんど気づかずに年数がたってしまう事になると思われます。

散水調査

ALC目地からの雨漏り

ALC目地からの雨漏り

こちらの写真もALC外壁の雨漏りになります。

数年前の外壁改修時にシーリング工事をしていなかった為、早期の雨漏りに繋がったと思われます。

ALCパネルは厚みがあり、又、吸水性が高いため室内に雨水が流れ落ちる事はめったにありませんが、これだけ酷いと補強用のメタルラスが錆びつき爆裂を起こす原因になる場合があります。

ALCやパワーボードの外壁塗装時のシーリング改修工事は、塗装以上に大事な工程になります。

ALC外壁

散水調査

ALC雨漏り

ALC雨漏り

ALCの爆裂

爆裂とは、経年劣化したシーリング部やALC外壁のクラック等から入り込んだ雨水が原因で補強用のメタルラスに錆が発生します。

金属に錆が発生すると膨張し、周りに圧力がかかる事でALCが浮いたり欠落してしまうことを爆裂と言います。

通常、家の基礎などに入っていいる鉄筋などが錆びないのは、コンクリートの強アルカリ成分が錆から守ってくれています。

雨水などで中和されアルカリ成分が低下すると鉄筋などに錆が発生します。

最初の写真は、横目地のシーリング部からの雨水の侵入が原因の爆裂だと分かります。

ALCの爆裂

ALCの爆裂

パワーボード目地からの雨漏り

パワーボード目地からの雨漏り

雨の日にベランダの上裏から水滴が落ちてきたと言う事で問い合わせがありました。

当初ベランダからの雨水の侵入を疑いましたが、水が出てくる気配が全くしないので上裏に点検口を作り内部を確認しました。

パワーボード目地からの雨漏り

次にベランダ外壁の目地シーリングの破断があったので直接水を当てた所すぐに上裏内部に水が落ちてきました。

パワーボードもALCと同じように目地のシーリング破断は要注意です。

又、長期にわたり雨水が侵入していたので上裏内部の木部は腐朽しかかっていました。

雨漏りで最も注意したいのがこのように長年気づかない雨漏りです。

散水調査

目地シーリングの破断

上裏の雨漏り

ベランダ上裏内部

パワーボード窓からの雨漏り

次にパワーボードの窓上部のシーリング経年劣化部からの雨漏りの実例です。

シーリングの改修時に窓周りのシーリングを撤去していると、撤去したシーリング材がぐっしょりとぬれて内部の透湿性防水シートも雨水で濡れて色が変わっていました。

他の窓周りの乾燥している透湿性防水シートと比べるとよくわかると思います。

ALCやパワーボード外壁の塗装工事の場合、シーリングを改修をしない塗装店も多いと聞きますが、今回のように撤去していないと雨漏りが分かりませんでした。

建物の防水性の向上を考えた場合、適切なシーリングの改修は最も大事な工程になります。

雨水で濡れた防水シート

雨水で濡れた防水シート

通常の防水シート

通常の防水シート

ALCの窓からの雨漏り

こちらはALC外壁の窓周りのシーリングを撤去した所、サッシ下部から雨水が流れ出てきました

現況、雨漏りが酷かったのか施主様ご自身で窓周りのシーリング部にエアコンのパテのようなものを詰め込んでいました。

当然これで雨漏りが止まることが無く、今回の外壁改修工事に繋がりました。

ALCの窓周りは現況のシールが無いと、内部は隙間だらけで又、2次防水の透湿性防水シートが無いので要注意です。

又、窓周りのシール改修は必ず打ち替えで施工しないと早期にトラブルに繋がります。

ALC窓周り現況

窓周りシール撤去後

窓周りシール撤去後

撤去後雨水の流出

貫通部からの雨漏り

次に貫通部からの雨漏りです。

ALCやパワーボード外壁の貫通部とは、給排水管や換気口、電気配線など外部から建物内部に貫通して入り込んでいる設備等の事です。

通常新築時に隙間をシーリング等で埋めていますが、経年劣化などで隙間が空いていることがよくあります。

この場合雨水が簡単に内部まで入り込んでしまう為要注意です。

上のサーモグラフィーで黒い〇で囲った換気口は周りの赤や白部分よりも低い温度の為、青色に写っています。

換気口下部の青色は換気口周りから雨水が入り込んでいる為、周りより温度が低くなっている為に青色に写っていると思われます。

ALC換気口

換気口からの雨漏り

貫通部からの雨漏り

外壁塗装の改修時には貫通部の周りはシーリングが切れて隙間が空いていることが多く、又、透湿性防水シートも貫通している為、こちらも要注意です。

配線の貫通部

貫通部シーリング施工後

配管の貫通部

貫通部シーリング施工後

配管の貫通部

貫通部シーリング施工後

シーリング改修の重要性

以上のことからALCやパワーボードのシーリングの割れや剥離は、建物内部に雨水の侵入を許します。

しかし塗装工事の全体的な工事費を抑える為にシーリングを省き、地域最安値や格安をアピールする塗装店も多いと聞きます。

施主様からすると良心的な塗装店に見えるそうですが、写真のようにシーリング部が割れている上に塗装していたり、ほんの一部だけ目地のシーリングをしているような工事では、本来防水性を高める為の工事が本末転倒になります。

ALCやパワーボードの外壁改修工事は、現況シーリング施工部は全て改修し、窓周りのシーリングは撤去・打ち替え工事が基本になります。

横目地シール破断

窓シール剥離

シール未施工で塗装

シール未施工で塗装

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