兵庫県西宮市甲陽園の戸建て住宅のモルタル外壁、カラーベスト屋根に、日進産業の遮熱・断熱塗料の「ガイナ」の塗り替え塗装の施工事例です。

カラーベスト屋根の経年劣化がひどく、カラーベスト屋根の基材はスレートで吸水性が高く、1度目の下塗り（シーラー）塗装では吸い込みが止まらなかった為、2度の下塗り（シーラー）を塗装しています。上塗りのガイナは3度塗りで仕上げ、カラーベスト屋根の塗装は計5度塗りで仕上げています。

付帯部の雨戸や雨樋、庇などの塗装は日本ペイントの「1液ファインシリコンセラUV」を塗装しています。

カラーベスト屋根やモルタル外壁の長年の埃やコケなどを丁寧に高圧洗浄機を使って洗い流します。特にカラーベスト屋根は脆弱な旧塗膜やコケ、カビなどをキッチリと洗い流さずに塗装した場合、早期の塗膜剥離などのトラブルにつながる場合がある為、高圧洗浄工事は大事な工程になります。下の動画もご参考にして下さい。

カラーベスト屋根の1回目の下塗り（シーラー）塗装です。カラーベスト瓦の基材はスレートで、吸水性が高い為に、経年劣化がひどい場合下塗り塗料（シーラー）がカラーベスト基材に浸み込み表面に残らない場合があります。この上に上塗り塗料を塗装した場合早期の塗膜剥離に唾がる場合がある為、もう一度下塗り塗装をします。

2回目の下塗り塗装工事です。2回目の下塗りで、下塗り材（シーラー）がカラーベスト基材への浸み込みが止まり、表面に出て上塗り塗装に移れる状態になりました。今回使用した下塗り材（シーラー）はSK化研のマイルドシーラーEPOです。マイルドシーラーEPOは浸透性、固着性が高く、下地補強に優れた下塗り材です。

カラーベスト屋根に遮熱・断熱塗料のガイナを3回塗りで塗装している写真です。1度目は色を替えて塗装し、2度目、3度目の塗装は指定された色で塗装し3度塗りしているのが分かる様に塗装しています。下塗りから含めカラーベスト屋根の塗装は5度塗りで仕上げています。

カラーベスト屋根のガイナ2回目塗装後に、雨漏れ防止や屋根の通気性の確保の為にセイム社のタスペーサーで縁切りを施工しています。カラーベスト屋根は構造上どうしても瓦の裏側に雨水が廻る構造になっています。通常防水シートがあり雨漏れの心配は在りませんが、塗装する事で今まで瓦裏に廻って雨水の排水口が塗料で埋まり内部に雨水が溜まる事で雨漏れを引き起こす場合があります。ぜひ下の動画をご参考にして下さい。

モルタル外壁下塗り塗装工事中の写真です。今回下塗りには日本ペイントの「パーフェクトフィラー」を塗装しています。パーフェクトフィラーはひび割れ追随能力に優れ、中性化防止に役立ち、密着性に大変優れた下塗り材です。

モルタル外壁にガイナ塗装工事中の写真です。ガイナを建物の屋根・外壁に塗るだけで、太陽光線から受ける影響の約95％を反射し、夏涼しい究極の外断熱が完成します。

金属屋根や幕板、雨戸、雨樋、庇などの付帯部の塗装には、日本ペイントの「1液ファインシリコンセラUV」で仕上げています。