兵庫県西宮市で戸建て住宅のサイディング外壁に、アステックペイントのEC-5000PCM「ピュアアクリル」を塗装、カラーベスト屋根には日進産業の遮熱・断熱塗料の「ガイナ」塗装の塗り替え施工例です。

アステックペイントのピュアアクリルは、外壁の防水用の塗料で約600％伸縮率があり、サイディング外壁の目地やサッシ廻りなどの緩衝部に施工しているコーキング部の柔軟性にもよく追随します。

カラーベスト屋根の基材はスレートで出来ている為に吸水性が高く、下塗り材もカラーベストに吸い込まれてしまいます。塗装後の写真を見てもわかると思いますが、下塗り材が吸い込まれている為に黒い部分がかなり見えて

サイディング外壁の目地やサッシ廻り、入り隅などに水密性や気密性を確保するために施工してあるコーキング部の改修です。目地部のコーキングは改修時出来るだけ撤去し打ち替えます。撤去時に中のボンドブレーカーも一緒に外れる場合ありますが、3面接着にならないように必ず新しくボンドブレーカーを貼って、コーキングを充填します。

今回サイディング外壁の下塗りにはアステックペイントの「エポパワーシーラー」を塗装しています。エポパワーシーラーはエポキシ樹脂塗料で密着に優れた塗料です。

サイディング外壁にアステックペイントのEC-5000PCM「ピュアアクリル」を塗装しています。約600％にもなる伸縮率をより実感して頂けるように、ピュアアクリルを3度塗りで仕上げています。

ピュアアクリル樹脂は一般的なアクリル樹脂より50～100倍の大きいのが特徴で一般的なアクリルに比べ高い耐候性を保持し、期待耐用年数は15年以上になります。

サイディング外壁にアステックペイントのEC-5000PCM「ピュアアクリル」塗装完工写真です。サイディング外壁のコーキング材の上にフッ素、無機塗料などの硬質の塗料を施工すると、目地の動きに追随できずに、塗膜にひび割れが生じる場合があります。

対してEC-5000PCM「ピュアアクリル」は目地の動きに塗膜が追随する為、ひび割れが発生しにくくなります。

カラーベスト屋根の下塗り（シーラー）塗装にはSK化研のマイルドシーラーEPOを塗装しています。経年劣化の激しいカラーベストの場合、基材に下塗り材（シーラー）が吸い込まれ表面に下塗り材（シーラー）がほとんど残らない場合があり、この上から上塗り塗装をした場合、早期の塗膜剥離などのトラブルが起きる場合があります。このようなトラブルを防ぐ為に、もう一度下塗り（シーラー）塗装をします。カラーベスト屋根の下塗りは吸い込みが止まるまで塗装するのが基本です。

カラーベスト屋根の上塗りには日進産業の「ガイナ」を塗りで仕上げています。紫外線に対して最も強いセラミックを多層化したガイナは、通常の塗料の2～3ばいの耐久性を持ち、さらに、断熱・遮熱性能により、建物の膨張・収縮を最小限に抑える事が出来ます。

カラーベスト屋根の2回目と3回目の塗装の間にセイム社のタスペーサーを施工します。カラーベスト屋根の塗装は適切な工程で施工しなかった場合雨漏れを起こす場合があります。当社ではあ面漏れ防止や通気性の確保でセイム社のタスペーサーをW工法で施工しています。