兵庫県尼崎市でサイディングの外壁塗装工事にアステックペイントの「超手汚染リファイン1000MF-IR」２液遮熱フッ素樹脂塗料塗装施工れです。

現況塗膜が15年前に塗装されたセラミックの経年劣化が酷く、手で少し触ると石材がポロポロと落ちる状態でした。

塗装工程を順を追って説明します。

足場組み施工後の最初の工程がシーリング工事になります。

サイディング目地はワーキングジョイントといわれる位動きの激しい箇所で、建物の振動や

捻じれなどに対応できる柔軟性のあるシーリング材がお勧めです。

今回使用しているシーリング材はオートンサイディングシーラントです。

シーリングの施工はサイディングの水密性や気密性などを確保する目的で施工されているので、シーリングの劣化は雨漏りなどのトラブルに繋がる場合があります。

外壁塗装時のシーリング改修は目地や窓廻りだけでなく入り隅や軒天井の取り合い、笠木と外壁の取り合いや幕板天端など現況施工している所は全て改修するのが基本です。

今回使用したシーリング材は1成分型の湿気反応硬化型なので、乾燥期間を1週間開けてから次の工程に移ります。

今回塗装する外壁は以前に塗装したセラミックの石材が手で少しこするだけでポロポロと落ちる状態でした。

この脆弱な石材を出来るだけ高圧洗浄で取り除く必要があります。

外壁の高圧洗浄中の写真です。

脆弱な石材を出来るだけ丁寧に洗い流しています。

次の工程は外壁のシーラー塗装になります。

高圧洗浄では洗い流しきれない石材を日本ペイントの「ファイン浸透造膜シーラー」を塗装する事で固めた上に膜を作ります。

次の工程はもう一度外壁の下塗り塗装になります。

外壁の状態や種類などにより、今回のように下塗りだけで違う塗料を適切に2回塗装しないといけない場合があります。

エピテックフィラーAEは下地調整材で外壁の凹凸を滑らかにし上塗り塗料との密着性を高めます。

次の工程は外壁の上塗り塗装です。

今回上塗り塗装にはアステックペイントの「超低汚染リファイン1000MF-IR」を2回塗りで仕上げています。

超低汚染リファインMFは緻密な塗膜を形成し細かな汚染物質でせさえも付着しにくく、外壁の美しさを保ちます。

次の工程は付帯部分の塗装になります。

付帯部の雨樋や雨戸、水切り板金、レンジフード、出窓の天端や破風板などを、日本ペイントの「1液ファインシリコンセラUV」で仕上げています。