〒663-8243 兵庫県西宮市津門大箇町7-24
受付時間:9:00~20:00(土日祝でもOK)
築20年以上を経過した屋上塩ビシート防水機械的固定工法の施工例です。既に雨漏れが数カ所からしていて、調査した結果ほぼドレンからの雨漏れであるとわかり、今回の施工にいたりました、屋上やベランダからの雨漏れの原因で最も多いのがドレンからの雨漏れです。今回ドレンの改修はもとより、屋上の手すりも解体、復旧しまた、よく屋上の立ち上げり部分までしか防水をされていない事例もよく聞きますが、今回はキッチリと笠木を解体撤去し、笠木部分まで塩ビシートで防水しました。防水後ガルバニウム鋼板の笠木を新設しています。
施工前の写真です。
施工後の写真です。
下の写真は施工前の排水ドレンの写真です。ゴムシート防水が劣化し完全に捲れあがり、ドレン廻りから雨水が防水層の下に浸食していました。
下の写真はドレンからの雨漏れの写真です。鉄骨の柱を通って1階の部屋まで雨水がまわっていました。
まず初めに屋上の手すりの解体です。防水完工後復旧するので、手すりの順番がキッチリとわかるように解体していきます。下の写真は手すりを解体している写真です。
手すり解体後、屋上の清掃、下塗り後発砲ポリエチレン製絶縁緩衝マットの張り込みをしていきます。改修工事の場合、古い塩ビシートが破断し新規防水層を傷つける恐れや、微細な凹凸などが、新規塩ビシートを傷つけないよう様に、この絶縁緩衝シートが守ってくれます。
全体に絶縁緩衝マットを敷き詰めた後塩ビ鋼板ディスクや入り隅鋼板取り付け位置に下穴を開けていきます。下の写真は塩ビ鋼板ディスクと入り隅鋼板です。この塩ビ加工されているディスク盤と入り隅鋼板にディスクヒーターや融着材を使って後程施工する塩ビシートと融着させます。
次にドレンの改修です。縦のVTドレンを施工します。VTドレンは塩ビシート専用の塩ビ製改修用型二重ドレンです。
平場の塩ビシート張り込み後、立面や笠木部分の塩ビシートの張り込みをします。今回笠木撤去解体塩ビシート施工後笠木復旧となります。下の写真は立面笠木施工中、施工後の写真です。初めに施工した入り隅鋼板などに塩ビシートを融着材や熱風機などを使って融着させます。
続いて最初に取り付けた塩ビ鋼板のディスク盤にディスクヒーターを使って融着させます。このディスクヒーターは加熱コイルに高周波電流を流すと高周波磁束が発生します。この高周波磁場内に誘電体を置くと、渦電流が発生し誘電体が加熱します。この原理を利用してディスクを誘電体とし、シート上から電磁誘導加熱装置「ディスクヒーター」によりディスクを加熱させてシートを融着せます。
下の写真はディスクヒーターです。
下の写真はディスクヒーターを使って平場塩ビシートと、ディスク盤を融着させています。
屋上塩ビシート防水機械的固定工法は、従来の密着工法で無く、絶縁工法(密着している個所がディスク盤のみ)になっているので従来よく発生した、施工後の膨れなどの心配もほぼありません。
続いて最初に解体した笠木板金の新設です。よく笠木部分の下部分で防水を止める様な施工を耳にしますが、実はこの笠木部分からの雨漏れも多い個所です。当然金属の腐食の原因もありますが、今後の事も考えると当然施工しておきたい部分です。
最後に手すりを復旧し完工です。
下の動画もぜひご参考にしてください。
お見積り依頼は以下のフォームよりお願いいたします。
お電話でのお問い合わせは(0798)39-7137まで
以下のフォームに必要事項をご記入の上、「送信する」ボタンをクリックしてください。
施工対応エリア
兵庫県神戸市(東灘区 灘区 兵庫区 長田区 須磨区 垂水区 北区 中央区 西区) 西宮市
尼崎市 芦屋市 伊丹市 宝塚市 川西市 三田市
ご予約はお電話・メールにて受け付けております。
お電話でのお問合せはこちら
メールでのお問合せは24時間受け付けております。お気軽にご連絡ください。