2020年10月にホームページからお問合せ頂き、12月に施工させて頂きました。西宮市甲陽園で積水ハウス戸建て住宅のサイディング外壁塗装工事に、日進産業の遮熱・断熱塗料の「ガイナ」塗装施工例です。サイディング目地やサッシ廻りなどに施工されているコーキングが、ハウスメーカーによくある定形型のガスケットが施工されていたため、定形型のコーキング部には、日本ペイントの「ブリードオフプライマー」を塗布し、不定形型のコーキング施工部には2液型ノンブリードタイプのコーキングを施工後ガイナを3回塗りしています。又、付帯部には下塗り塗装後に日本ペイントの「1液ファインシリコンセラUV」で仕上げています。

今回積水ハウス住宅のサイディングの目地やサッシ廻りなどに施工されているコーキングの大部分が定形型コーキングのガスケットで施工されていたため、ガスケット部分には日本ペイントの「ブリードオフプライマー」を塗布しています。定形型コーキングとはあらかじめ形が決まっていて、施工する箇所に応じて決まった形の物しか施工が出来ないコーキング材の事で、ガスケットには柔軟性を持たす為に可塑剤が入っていて、この可塑剤が塗装後塗膜表面ににじみ出て、塗膜表面を汚染させる原因になります。このような現象をブリード現象と言います。このブリード現象を防ぐ為のブリードオフプライマーです。不定形型のコーキング施工部には、通常の2液ノンブリードタイプのコーキング材を施工しています。

上の写真は日本ペイントの「ブリードオフプライマー」を定形型コーキング材に塗布している写真です。ブリードオフプライマーは緻密性が高いので、各種シーリング材に含まれる可塑剤の移行による粘着・汚れ防止に高い効果が得られます。

上の写真はサッシ廻りなどに不定形コーキング材を施工している写真です。不定形型コーキング材とは形が決まっていない目地や隙間など形状に応じて自由に施工出来るコーキング材で、プラスチック容器に入っていたり、専用のコーキングガンなどを使って施工します。ほとんどの戸建て住宅のコーキング工事は、このような不定形型のコーキング施工工事になります。今回使用するコーキング材は、ブリード現象を起こさない、2液型ノンブリードタイプのコーキング材を使用しています。

外壁の塗装前に土間やベランダ、サッシなど塗料が付いてはいけない箇所に、専用の養生のビニールなどを使って養生します。養生が雑だと、サッシなど汚し塗装後綺麗には仕上がりません。

サイディング外壁の下塗り工事には日本ペイントの「パーフェクトサーフ」を塗装しました。真っ白に染まる位たっぷりと下塗り材を塗布しています。パーフェクトサーフは窯業系にサイディングボードの塗り替えに最適な下塗り材で、きめ細かく上塗りの吸い込みが少なく、防カビや防藻性などを有しています。

サイディング外壁塗装工事の上塗りには今回日進産業の遮熱・断熱塗料「ガイナ」を3度塗装しています。ガイナには乾燥後の塗膜に約80％にもなる多量の特殊セラミックが入っており、この特殊セラミックが遮熱や断熱、耐久性引き出しています。当社ではより遮熱・断熱性のを実感していただくため、サイディング外壁塗装工事の場合3度塗りで仕上げています。

ローラーが入らない箇所など狭い所まで刷毛を使ってキッチリと塗装しています。

付帯部の雨樋や軒先鼻隠し、シャッターボックス、木テラスなどは下塗り塗装後日本ペイントの「1液ファインシリコンセラUV」を塗装しています。

外壁足場解体後にポリカーポネート製の波板の取り付け工事です。塗装工事に際し足場組でよくカーポートのアクリル板や波板の脱着工事がどうしても必要な場合があります。波板の場合は経年劣化ですぐに割れてしまう場合が多く、塗装のついでに交換する事が多いです。当社ではこのような付帯工事も対応可能です。

積水ハウス住宅のサイディング外壁に、日進産業のガイナを3回塗りで仕上げた施工事例です。今回の塗装色は25-85Bです。ガイナ塗装については下の動画もぜひご参考にして下さい。